起業するならば経営・管理ビザの取得が必要
です。
経営管理ビザは学歴要件がありません。
よく要件に3年以上の実務経験が必要と勘違いされていますが、管理をする場合は必要ですが経営をする場合は学歴や実務経験は不要です。
【経営・管理ビザ】
①経営業務・・・・・日本法人の役員、外国法人の日本支店に転勤した役員、会社を自ら経営する社長のようなイメージ (実務経験不要)
②管理業務・・・・・事業の管理に従事する⇒企業の支店長や部長、大企業の工場長のようなイメージ※事業の経営又は管理について3年以上の経験必要(大学院において経営又は管理に係る科目を専攻した期間を含む。)例:MBA大学院2年だと実務経験1年で要件満たす。
しかし、留学生ビザから経営管理ビザへの変更は簡単ではありません。
今すぐビズネスをスタートさせたいというのであれば、かなり綿密な事業計画書を作成する必要があります。
また要件にある2名以上の常勤職員の雇用もしくは500万円以上の出資は、ほとんどの方が500万円以上の出資を選ぶことが多いようです。
この500万円をどのように準備したのかも厳しく審査されます。
アルバイトで貯めたと申請しても資格外活動の範囲内でそんな大金を貯められるかも疑われそうです。
親や親せきから借りたという場合もしっかり返済計画書を作成しなかればなりません。
経営管理ビザの申請にはかなり準備が必要だということです。
日本の大学を卒業する方は、起業の準備期間に特定活動ビザに変更できます。
大学の学部、大学院を修了後6カ月以内に、会社法人を設立し在留資格の経営・管理ビザの申請がも見込まれている留学生は、特定活動の6カ月ビザの申請が認められます。
【要件】
・卒業した(修了した)大学又は大学院の推薦を受けること
・起業に必要な資金および事務所が確保されていること
・大学による起業活動の把握、管理が適切に行われていること